【結果を出すための考え方】勝つための条件とは?

レースやイベントなどで「どうしたら勝てますか?」ということを聞かれることがあったので、様々な記事を書きたいところではありますが、色々と思うことがあったので、レースで結果を出したいと話をしてくださるアスリート(プロ・アマ問わず)を客観的に見続けているコーチ(個人)としての主観的な考え方を書きます。

 

このブログを読んでくださる方は私よりも年上の方が多いと思うのですが、「勝つということ」あるいは「成績、結果を残すこと」は簡単なものではなく、ただやみくもに練習やトレーニングを積んでいるだけではそれらの目的目標を達成することはできない、ということをお伝えしたいと思います。

 

勝つという事は何をすればいいのかを考えること

 

 

先ほどあげた目的目標をお持ちの方は、それらを達成するために普段から何をしないといけないと考えているのでしょうか。練習やトレーニングを継続しておこない、フィットネスレベルが向上することで勝てると考えているのでしょうか。この時点で、おそらくそれは違うだろうな、と今までの自身の経験で既に感じている人もいると思います。

 

だからこそ、ここで今一度考えて欲しい事があります。

 

では「勝つためには何をしないといけないのか。」皆さんなら、何を思い浮かべるでしょうか。

 

プロサイクリストやプロトライアスリートだけでなく、プロゴルファーといった自身が専門としている種目とは別のプロ選手などの指導をさせていただいたりしてますが、常に彼らが勝つためには何をしないといけないかを考えています。指導者という道を歩み始めて6年という短い期間ではありますが、その中で現状たどり着いた答えは「そんなものはない。」という考えです。

 

指導者だけでなく、自身が競技スポーツとして優劣をつけるスポーツにおいては、勝つための絶対条件というのは八百長やイカサマがない限りはこの世に存在しないと思っています。じゃあどうすれば勝てるのかを考え抜いたところで、こんな考え方にたどり着きます。

 

負けるための条件というのは、この世に存在する。

 

要するに、各種レースで実力が拮抗している者同士が戦った場合に勝つ人というのは「負ける確率が低い人」だと考えています。当たり前のようですが、今まで各種スポーツで結果を出せた人、あるいは結果を出せなかった人を振り返ってみると、その違いは「負けるための条件をいくつ抱えているか?」だと考えました。

 

では、負けるための条件とはなんでしょう?

 

結果を出せない=詰め・考え方が甘い

 

  • 練習やトレーニングを継続できない。
  • 練習やトレーニングが、勝ちたいレースの内容とマッチしていない。
  • 練習やトレーニングに対して学ぶ意欲がない、ワンパターン。
  • 栄養管理ができていない。
  • 睡眠時間が足りていない、夜更かししている。
  • 機材のメンテナンスを怠っている。
  • 自己分析および対戦相手の分析ができていない。
  • 参加レースのコースプロフィールおよびデータを解析していない。

 

など、様々な要因が考えれています。そのほかにもいくつかの負けるための条件はありますが、「レースで勝ちたい」あるいは「結果を残したい」と考える中で、これらを一つずつピックアップして、目標として達成しやすいように具体的な数値化をしながら挑んでいる方は、どれほどいるでしょう。

 

現在までで私が指導したり相談していただいた中で、初めからこのような考え方でトレーニングや練習ができていた方は、100人いる中で1人いるかいないか、という確率だと思います。また、このような考え方であったとしても、より細かく具体的に数値化するなどして取り組んでいる方には、まだ出会った事がないというのが本当のところです。

 

話を戻しますが、結果を出せるか出せないか、はこれらの様々な「負ける条件」をいくつ詰める事ができるのか?ということ、つまり「勝つ条件」≒「負ける条件を一つずつ消していく事」だと考えています。厳しい事を言うようですが、勝てないというのは「詰めが甘い」「考え方が甘い」ということになります。

 

皆さんは、勝つ事を考えた時に、勝つ確率を1%でもあげるために負ける条件を消すための努力をどのような方面からアプローチしていますか?

 

 

あくまでも考え方であって全てではない

 

じゃあここに書いてあることをクリアすれば絶対勝てるのか、と考える人もいるかもしれませんが、そんな事もありません。先ほども書いたように「負けるための条件」というものをクリアしたとしても、同じフィールドで戦う相手が同じような「負けるための条件」を、あなたよりも質の高い状態でクリアすれば、勝率はまた下がる事になるでしょう。

 

より質の高い状態でクリアするためには、経験というのも大きな因子にはなってきますが、何よりも大切なのは「絶対的な根拠(科学的知見)に個別性を落とし込んだ上で、どれほど実施できているのか?」だと考えています。

 

自転車競技やトライアスロン競技の世界では、年間様々な機材などに投資する人が多く、継続的に指導者に見てもらうという人がとても少ない(具体的な数値はわかりませんが、1000人いる中で1人いたらいい方では?)と感じています。

 

何をするにしてもセルフコーチングをしている方が多いと思うのですが、それはそれで一つの楽しみだと思います。

 

そのセルフコーチングを楽しんでもらうためにも、こちらのブログからも様々な情報を発信しているわけですが、競技寿命が限られているアスリートや、仕事で時間が取れない社会人アスリートが結果を求める場合は、指導者に見てもらう事も考えておくといいのかなと思います。

 

皆さんは、来年結果を残すために、この冬に何をしますか?

 

 

改めて考えさせられたこと

 

知っている方も多いと思いますが、今年の2017年度はマトリックス・パワータグ所属の吉田隼人選手を始め、大学生として学連を走る選手や、社会人として実業団を走る様々な方の指導に携わり、あたらめて「勝つため」または「結果を出す」ためには何をしないといけないのかを、より深く考える1年でした。

 

皆さんのおかげで、コーチとして成長できたと実感しています、本当にありがとうございました。これからも、指導を受講してくださっている方に知識を還元しながら、皆様のお役に立てればと考えています。

 

また、今日が29歳の誕生日なのですが、30に向けて自分自身も目標を達成するために一つ一つより細かく詰め込んで、物事を進めていきたいと思います。これからも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたいします。

 

30歳の目標「自転車文化の普及・発展の礎となるレース・イベントのベースを作る」ですね。

 

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