一般からプロアスリートまで指導させていただく中で重要になってくるのは『目的目標の達成』でしょう。そのため、目的目標を達成する上で、このようなことを記事に書いたことがありました。
ただし、目的目標を達成するためには、そのために考えられたプログラムを実行し続けること、つまり『継続すること』も当たり前のように大切になります。そのため、オンラインコーチングや自身が運営しているトレーニングスタジオでは、トレーニングピークスでトレーニングに関する数値だけでなく『継続してトレーニングができているかどうか』も確認します。
実は、この記事を書いている少し前にオンライン指導させていただいているクライアント様とこのような話をしました…「三日坊主の逆のようなもので、三日も間を空けてしまうとカラダを動かすことに躊躇いを覚えますよね。」…あながち間違いではないなと思いました。
何かしらの理由があるんですかね?と話していた時に、こんな素敵な記事を記事を見つけたので、紹介したいと思います。
意志の強さは関係なし!「続かない」を克服する”科学的な”習慣化の技術
こちらの記事に書かれている、継続するために必要な3つの条件をピックアップしてみると、このようなものになります。
- 習慣化したいものは一つずつ取り組む
- 習慣化までにかかる時間は66日間
- トリガー・時刻・場所を決める
これらをあげてみると、皆さんなんとなくわかる気がするとは思いますが、指導している中で問題になることがあります。
それが「焦り」だったりします。
これまでに、自身がフィットネス業界に携わる中で僕が見ている限りでは、1日でも早く効果を求めたがる傾向にあります。その気持ちは非常にわかるのですが、その焦りからか毎日カラダを動かし続けたり、習慣化しようとしている1日目から非常に多くのトレーニングの量をこなそうとしたりして、頓挫する方を多く見かけます。
まずは「月曜日・水曜日・金曜日の20時00から30分間ローラー台に乗る。」というところからでもいいので、小さなハードルを一つずつ越えていき、それを習慣化できたところから「土曜日に60分乗る。」というように少しずつ習慣化したいことを増やしていければいいのかなと考えています。
どれだけ目的目標や志が叩くても、それを継続出来なくては意味がなくなってしまうので、自身の身体レベルや生活環境などを考えて、実施できるところで実施していきましょう。
「急がば回れ」
結局は、何をするにしてもこれが一番近道なのかなと感じます。