【シマノ】バイクフィッティングについて

こちらのブログで「フィッティングは必要なのか?」ということについて記事を書きました。

【本当はどうなの?】ロードバイクのフィッティングって受ける意味あるの?

2017.05.22

 

私自身もいくつかの定量評価型のフィッティングを受講したことがあります。それぞれ正確なフィッティングで、どれを受講されてもハズレはないと考えています(関節に痛みや違和感が出ない、ペダリング効率が向上する、など)。

 

受講する一方、私もクライアントや一般ライダーより、依頼があればフィッティングをおこないますが、個別性を考えた定性評価型でおこなっています。受講していただいた方の感覚としてはありがたい意見をいただくのですが「ペダリングの効率や出力が、いままでより楽な力で向上している」などのポジティブな感覚を視覚化して、よりライダーが納得していただけるようにするためには、やはり定量評価型のフィッティングも必要であると考えています。

 

その意思を自転車店様にて相談させていただきましたところ、定量評価と定性評価を合わせたフィッティングをさせていただけることになりました。

【9月30日】フィッティング in ニコー製作所

2017.08.25

 

 

今回は、シマノのバイクフィッティングの内容と、自らがバイクフィッティングをする場合は、何を意識して行うのかをお伝えさせていただきたいと思います。

 

シマノバイクフィッティングとは

シマノのバイクフィッティングの全体的な流れはこのような感じになっております。

 

映像では、クロスバイクやロードバイクが映されていますが、基本的にはそれ以外のMTBやシクロクロス、タイムトライアルやトライアスロン、といった各種シーン別の自転車にも対応しているので、どんなサイクリストにも受講できるようになっています(BMXを除く)。

 

シマノのバイクフィッティングは、大きく分けると3つの工程に分かれます。それぞれの工程で、何をするのかを説明します(こちらのページにも書いてありますが、簡単にまとめてみます)。

 

 

スタティックフィッティング

 

まずは、スタティックフィッティングをおこないます。

 

スタティックフィッティングは、フィッティングを希望するバイクと、現在の自身の身体組成(身長・両足の足サイズ・股下サイズ・胴の長さ・両腕の腕の長さ・肩幅)を測定し、目的目標に対して理想なポジションを割り出します。

 

また、目的目標は「コンペティション」「スポーツ」「コンフォート」という3つのパターンがあります。

 

「コンペティション」はレーサー向けで、定期的にレースに参加していて、基本的には週200kmほど乗られている方。「スポーツ」はグループでサイクリングを楽しまれる方向けで、週に100〜200kmほど走られている方。「コンフォート」は乗り始めの方向けで、カラダ(腰や膝)に負担をかけることなく、体力づくりやダイエットを目的とした方。

 

というようにそれぞれの目安があるので、自身がどれに当てはまるか、フィッターの方に伝えてみましょう。

 

伊藤がスタティックフィッティングをする場合…

「コンペティション」はレースに参加される方、高強度でトレーニングをされる方。「スポーツ」はロングライドやプルペなどに参加される方。「コンフォート」はサイクリングやダイエットなどを目的とした方の場合に割り振ります。

 

 

ダイナミックフィッティング

次に、ダイナミックフィッティンをおこないます。

 

ダイナミックフィッティングでは、スタティックフィッティングで算出された目的目標別のポジションから、適切な関節角度でサイクリングが行えるように、3Dモーションキャプチャーを使用して、より理想的なフォームになるように近づけていきます。

 

また、そのように動いていく中で、ライダーの「個別性」を重視し、現在の自身の柔軟性や筋力を考慮した上で、もっとも効率よくペダリングを行うことができるポジションへと導きます。

 

伊藤がダイナミックフィッティングをする場合…

 

指定されている理想の範囲に「なぜおさまらないのか?」をフィジカルアセスメント(身体チェック)を通して把握し、どこの柔軟性が足りないのか?どこの筋力が足りないのか?と指摘しつつ、それを改善するためのセルフコンディショニング(ストレッチや筋膜リリースなど)にあわせ、各種トレーニングの指導を行います。また、すでにカラダに痛みや違和感のある方の場合は、その感覚の基となる動きを割り出し、原因となる関節や筋肉に対するアプローチ方法をお伝えいたします。

 

ペダリングアナライズ

最後に、ペダリングアナライズをおこないます。

 

ペダリングアナライズでは、ダイナミックフィッティングまでの中で導いた自身の理想的なポジションがペダリングにポジティブに影響しているかを確認し、より理想的なペダリングへ導くために必要な調整を行っていきます。(具体的にお伝えすると、正回転力(進行方向側)と逆回転力(反対方向側)の割合を把握し、より楽にバイクを進められるように逆回転力の割合を減らすために調整していきます)。

 

伊藤がペダリングアナライズをする場合…

 

ペダリングアナライズで割り出されたベクトルが、なぜそのような動きをするのかを機能解剖学の視点から考え、どこの筋肉が弱いのか、どこの筋肉が使えていないのか、また、なぜそのようになっているのかをお伝えして、セルフコンディションやエクササイズ、パワートレーニングを通じで改善方法をお伝えしていきます。

 

シマノバイクフィッティングまとめ

 

基本的には、以上の3つの工程でそれぞれを行えるようになっています。

 

基本的には、3つの工程を全て受講することをオススメしておりますが、そのうちの一つだけ受講することもできます例:ペダリングアナライズだけ、など)。

 

また、全国のシマノのバイクフィッティングを導入している自転車店の料金表をまとめてみるとこのような料金表になっていたような気がします。

バイクフィッティング料金表

【スタティックフィッティング】…¥2,000/1回(20分)

【ダイナミックフィッティング】…¥10,000/1回(60分)

【ペダリングアナライズ】…¥6,000/1回(40分)

※ダイナミックフィッティングのサービスの中に、ペダリングアナライズも入っております。

 

興味のある方、まだフィッティングを受講したことない方の場合は、是非とも一度受講してみてください。

 

 

私がフィッターをやる理由

 

もちろん、自転車店さまがフィッティングをおこなうことも可能であり、フィッティングをおこなうに問題のないスキルを十分にお持ちだと考えています。

 

その中で、なぜ私がシマノのバイクフィッティングを利用してフィッターをさせていただくかというと、バイクフィッティングが提唱する理論を「ヒトのカラダを見ること」と「カラダを変えるための方法を伝えること」いう点に置いて、引き出しが多くある(と思う)ため、より多くのサイクリストが持つお悩みをひとつひとつ解決できるのではないかな?と考えたからです。

 

今までフィッティングを受講された方でも「んーこのポジションどうなんだろう?」と思った方がいらっしゃれば、解決できるかもしれませんので、興味のある方はこちらのページより受講のお申し込みをお待ちしております。※相談していただければ、日程を調整して行うことが可能です。

トレーニングに興味のある方へ

  「自分の場合はどうしたらいいの?」 「自分のトレーニングは合っているのか?」 など、トレーニングに関することで興味を持っていただけたり、お悩みがあれば、当方が運営するスタジオやオンラインにて個別指導をさせていただきます。 興味がある方は、こちらからお問い合わせください。