目的目標を考慮したトレーニングの流れを考えよう Part.3 3つのサイクル編

目的目標の設定方法に合わせたペリオダイゼーションについて書きました。

目的目標を考慮したトレーニングの流れを考えよう Part.2 ペリオダイゼーション編

2017.09.08

 

ペリオダーゼーションとそれを構成する4つの期について説明しました。それを考えるだけでも非常に効果的で充実したトレーニングを組むことができるのですが、より効率的にトレーニングをすることができるように、ペリオダイゼーションをとらえて考えた3つのサイクルについて説明をしたいと思います。

 

3つのサイクルとは?

 

期分けされたプログラム(シーズン)は、基本的に3つの明確なサイクルに分けられ、それぞれをマクロサイクルメゾサイクルミクロサイクルといいます。

 

マクロサイクルは、プログラムの中でも最も長い期間を表し、基本的には1年のトレーニング期間全体を示すことが多くなります。ただ、目的目標よりに数ヶ月の場合もあれば、オリンピック選手の場合4年間のサイクルとして考える場合もあります。また、マクロサイクルの中には2つ以上のメゾサイクルがあり、それぞれが数週間から数ヶ月間続きます。

 

ペリオダイゼーションの記事で説明した内容で置き換えてみれば、年間のスケジュールがマクロサイクルで、各シーズンがメゾサイクルというような感じになります。それぞれを置き換えてみると、以下のような内容になります。

 

さらに、メゾサイクルの中には2つ以上のミクロサイクルがあり、それらは通常1週間であることがおおいのですが、プログラムによっては4週間まで延長されることがあります。

 

ミクロサイクルは、メゾサイクル(各シーズン)においてテーマとしている内容に則ったプログラムの向上を優先としてトレーニングしていきます。テーマは自身のフィットネスレベルや目的としているレースによって変わってくるので、自身のフィットネスレベルを把握したところからトレーニングの内容や強度を設定してみましょう。

 

よりイメージしやすいように、上記のペリオダイゼーションに基づいた作成したミクロサイクルは以下のような感じです。

 

また、その第1週目や第2週目のミクロサイクルでは何をすればいいのか?ということを、こちらの記事でまとめてありますので、ミクロサイクルについては以下の記事を参考にしてみてください。

自転車(ロードバイク)のために行う1週間のトレーニングの流れを考えよう Part.1 基礎基本編

2017.05.26

自転車(ロードバイク)のために行う1週間のトレーニングの流れを考えよう Part.2 筋トレ導入編

2017.09.01

 

このように、トレーニングの流れは、全体を明確にとらえてから細分化していくことで、初めてゴールにたどり着くことができます。皆さんのトレーニングの流れをどこまで作れていますか?目的目標としているレースやイベントなどがあれば、今までここまで記事を参考にしてみてくださいね。

 

 

トレーニングプログラムについて書く理由

 

たまにお会いする方に、「伊藤さんのブログからさまざまな情報をいただいているのはありがたいんですが、無料でそんなに情報を載せていいんですか?」と言われたりします。なぜそんなことを言われるのかというと、コーチやトレーナーというのは物販で食べていく訳でなく「有益な情報を提供して対価をいただく」というものなので、商売道具となる情報を無料でスイスイ書いて大丈夫なのか?と心配をしてくださるわけです。

 

私としては、こちらのブログにてトレーニング情報を無料で載せても問題ないと考えています。どんなフィットネスレベルのサイクリストにも対応したトレーニングの基礎基本となる情報を載せているわけですが、より効率よく効果的な方法を各個人に落とし込んだ場合はこれらを応用した内容が求められるのですが、その場合はそのための知識が求められる訳で、私の登場というわけです。

 

この情報を生かして「自分の場合はどうしたらいいのかな?」と思った場合は、相談してくださればそれでいいかなという程度で考えてますし、反対にこの情報を見て「自分でどうにかできるな」と思ったらなら、自身のサイクルの中に生かしていただいて自転車を楽しんでもらえたらそれでいいかなという程度で考えています。

 

つまり、あまり深く考えていませんが、とりえあえず自身が人生の目的としている「自転車文化の普及・発展」に基づいて、引き続き「自転車を楽しむための情報」を提供していけたらいいなと思います。

トレーニングに興味のある方へ

  「自分の場合はどうしたらいいの?」 「自分のトレーニングは合っているのか?」 など、トレーニングに関することで興味を持っていただけたり、お悩みがあれば、当方が運営するスタジオやオンラインにて個別指導をさせていただきます。 興味がある方は、こちらからお問い合わせください。