ローラー台に求めるものは「効果」か「楽しさ」か。

久しぶりに書いたこちらの記事が多くの方に読まれているのがびっくり。

やっぱり「練習」と「トレーニング」は別物だった。

2017.08.03

 

多くの方に「練習」と「トレーニング」の違いについて書いた記事を読んでいただいている絶妙な(?)タイミングで、こんなネット記事を見つけました。

▶︎FUNRiDE(ファンライド)→ローラー台でインドアトレーニングをしていますか?

 

こちらの記事は、タイトルの通りローラー台を使用してトレーニングをしているかどうかというアンケートです。結果、解答された方の半分以上はトレーニングをされているようです(どのような目的目標の方が利用されている方はわかりません)。

 

 

ただし、このアンケート結果では、ローラー台でトレーニングをされていない方の割合も多く出ております。

 

 

その理由を覗いてみると「騒音問題」や「そもそもローラーを持っていない」という回答も見られますが…すでに持っており、なおかつ騒音問題に悩まされない方の場合は、ローラー台を回し続けることが(つまらない的な意味で)精神的に苦であるという理由が多いように思われます(ちなみに、自身も自転車店様でイベントしたり、各種イベント会場でお話をされるときにそういう話を聞いたりもします)。

 

 

そんな方のためにローラー台を楽しむ方法として、こんな記事をあげたことがあります。

ホームトレーナーを楽しむための3つの方法

2017.05.26

しかし、こちらの記事に書いてあることを実践しても「全然楽しめない」という方も多いと思います。それはなぜでしょうか?今日はローラー台でのトレーニングの取り組み方に対する、個人的な考えブログとして書こうと思います。※連日ブログを更新することが久しぶりで珍しい…

 

 

トレーニングに求めるものは何か

 

厳しいことを言うつもりはありませんが、ここでひとつ確認です。

 

 

そもそもローラー台を購入された方は、何のために購入されたのでしょうか?

 

 

意外と、その時の購入動機の再確認は大切です。「ただ、なんとなく興味があり購入しました」や「周りの人が持っているからなんとなく」では、継続性があるはずもなくタンスの肥やしのようになるのがオチになります。

購入動機として「健康的な体を作るため」とか「レースを戦うための体力を向上させるため」と、なにかしら自身のフィットネスに対する目的目標を持った上でトレーニングの一環として手に入れようとしたのならば、(表面的には失っているかもしれませんが)そこに継続するための意思が潜在的に備わっているでしょう。

 

 

ローラー台を回し続けることが(つまらない的な意味で)精神的に苦であるという理由は非常にわかります。やはりサイクリングの醍醐味である「風を肌身で感じて走る」とか「変わりゆく景色を見て走る」ということが室内ではできないのですから。

 

 

じゃあ業務用扇風機を前において、風を肌身で感じてトレーニングすればいいのでは?とか、ZwiftやYouTubeで様々な映像を観てトレーニングすればいいのでは?いう疑問が出てくるかもしれませんが、人工甘味料のコーラよりも本来のコーラの方が美味しく感じるのが当たり前のように「それらしいもの」ではなく「まさにそれ」が欲しいわけです。※もちろん人工甘味料でも我慢できる人や別に普通ですという人もいると思います。

 

 

ダイエットしたい場合は好きなものや食べる量を抑えてカロリー摂取を控えるように、目的目標を達成するためには多少の我慢が必要になります。ローラー台でトレーニングをするということは、このような我慢が必要になるため、やはり楽しさは二の次となり、自身の目的目標を達成するための体力の向上が最優先になります。

 

 

しかし、ここで楽しさを追求してもいい場合があります。

 

 

ローラー台でトレーニングをおこなうことで効果を求めるフィットネス(Fitness)という言葉に二つの意味が生じます。

 

 

ひとつは「より健康的な体(ダイエットや一定レベルにおける基礎体力の向上)を目指しておこなう運動」としてのフィットネス、もうひとつは「より自身の体力(イベントやレースレベルでの筋力や持久力)の向上を目指しておこなう運動」としてのフィットネスです。

 

 

前者は、さまざまな要素(栄養や睡眠など)を改善しつつ、一定強度の運動強度でカラダを動かせば効果を得られることができるため、運動強度を抑えてもある程度効果が出るんだと精神的に余裕が出るため、ながら運動的に楽しんでもOKなケースが多いでしょう。ただし、後者はどれだけ頑張っても、フィットネスレベルが向上すれば相対的に運動強度も向上しないといけないため、映像を見るなどを楽しむ余裕が薄れていつまでたっても苦しいままです。

 

 

そう、「体力の向上」を目指す場合のローラー台でのトレーニングは正直楽しくありません。

 

 

ローラー台でのトレーニングなんて苦しいことばかりじゃないか…やめよう…なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、楽しむ方法というかその苦しみが快楽(という表現が合っているかはわかりません)に変わる瞬間があるとすれば「自己成長」を感じることができる瞬間ではないでしょうか?

 

 

いつもより1分長く乗れた。いつもの20分をいままでより1km/h速く走れた。などと、継続してようやく感じることができる些細なポジティブな変化の積み重ねが、継続するための背中を押してくれるのではないでしょうか?

 

 

最初はなにも変化が起きないかもしれませんが、今までローラー台でトレーニングをおこなったことがない方も、目的目標に対してターゲットを絞って4〜6週間取り組んでみることで、少しずつ自身の成長を感じることができると思います。その自己成長に楽しみを生み出せるようになると、今後の自身のサイクリングライフをより充実させてくれるはずです。

 

 

ただし、運動初心者の場合は短い期間でもトレーニングをすることで多少なりともポジティブな変化が起きますが、トレーニングの中〜上級者は効果を得るまでの期間は長くなります。

これも、サイクリングの楽しみの一つである「目的地に達することができた達成感」のような感覚と結びつけるように、サイクリストらしく目的地が遠ければ時間もかかるんだと理解して、到着した先での楽しみを考えることで継続していけると思います。※長すぎるとたまに寄り道しますが…

 

 

まずは1ヶ月、とりあえず乗ってみることで得られるカラダの変化を楽しみに乗ってみてはいかがでしょうか?もちろん、トレーニングメニューはトレーニング中〜上級者であれば考えなくては変化が起こりませんが、当方のブログを参考にしてみてください。

 

 

…と、書きながら僕も一からカラダをつくり直さねばと思い直しているところです。さて、大胸筋でもデカくするかな。

 

 

過去にはこんなアンケートを…

FUNRiDEさんとは別に、自身のツイッターアカウントでこんなアンケートを取ったことがあります。

このときは、もっていない人の方が多かったのですが、きっと私のアカウントをフォローしてくださっている方はすでにトレーニングをして成長していくことの楽しみを覚えていらっしゃる(すごくドMな)方が多いのかもしれませんね。僕も一人SMを楽しみたいと思います。

トレーニングに興味のある方へ

  「自分の場合はどうしたらいいの?」 「自分のトレーニングは合っているのか?」 など、トレーニングに関することで興味を持っていただけたり、お悩みがあれば、当方が運営するスタジオやオンラインにて個別指導をさせていただきます。 興味がある方は、こちらからお問い合わせください。