【小ネタ】サイコンの表示を変えてパフォーマンスを上げる方法




自身が運営するスタジオでは、毎週火曜日・水曜日にホームトレーナーを使用したエンデュランストレーニングをパワーベースで指導し、Training Peaksで管理させていただいてます(非所持の方はパワータップをレンタル)。トレーニングを指導している最中に、参加者のヘッドユニット(サイクルコンピュータ)のデータで”何を表記しているか”をよく見るのですが、それぞれの個性が出ていて面白いなと思いながら指導しています。

 

今日はヘッドユニットの表記の中でも”パワー”に関する項目の紹介させていただきたいと思います。

 

表示するパワーの値

 

パワートレーニングを実施する場合、ヘッドユニットのパワーをどう表記しているか?をよく見ます。実施者によって“(1秒間毎)パワー”または“3秒平均パワー”のどちらかに分けられます。このブログを読んでくださっている方は、ホームトレーナーでパワートレーニングを実施している場合、どのような表示をしているでしょうか?

 

これを聞くのにも理由があります。指導していて気付いたのですが、表記項目の違いでトレーニングの達成率に違いがあるということを感じた為です。簡単に言えば目的としているトレーニングがうまくできるかどうかという感じです。

 

個人の指導経験となりますが、結論を言えば3秒平均パワーを表示している人の方が目的としているトレーニングをできていることの方が多いです。例えば、20分間のスイートスポットで走行する場合、3秒平均パワーを表示している方のほうが終始ターゲットゾーンに入っており、パワーを表示している方のほうがターゲットゾーンを上下することが多いです。理由は簡単で、おそらく単純なパワーを表示してトレーニングしている場合、1秒毎に変わる数値に左右されて、ケイデンスが安定しないからです。※写真は成功例

 

 

じゃあリアルタイムのパワーを表示する意味ないのか、と思う方もいるかもしれませんが、パワーを表示することをオススメすることもあります。これに関しては、別の記事で書いてみたいと思いますが、パワートレーニングをしたい場合は3秒平均パワーを表示しておけば、数値に惑わされることなくトレーニングを遂行できると思いますので参考にしてみてください。
※使用しているパワーメーターおよびヘッドユニットの種類によって、上がってくるデータが全然違うので、どれも参考程度にするといいと思います。

 

最後に、ホームトレーナーと実走でトレーニングする場合にオススメしているヘッドユニットの表示項目をお伝えしたいと思います。※Garmin 520J を使用しているので、参考程度に。

 

ホームトレーナーの場合

ホームトレーナーでトレーニングする場合は、以下の5つの項目を表記することをオススメしています。

 

パワートレーニングを実施さえている方の中には、心拍数のデータを取らない方も多いのですが、個人的には心拍数のデータを取ることをオススメしています。というのも、パワーが出ていないのにやたら心拍数が高いとか、パワーが出ているのにやたら心拍数が低いというシチュエーションがよく起こり得ます。前者の場合は”調子が悪いかも”という他に”運動効率(ペダリング効率)が悪いかも?”という自身のスキルと照らし合わせた考え方ができますし、後者の場合は”調子がいいかも?”という指標にもなり自分にチャレンジできることがあります。

 

いずれにせよ、採取できるデータが多いに越したことはありませんが、実施時はポイントとなる内容だけ表示できるようなるべくシンプルにわかりやすくまとめておくといいでしょう。

 

実走の場合

実走でトレーニングする場合は、以下の6つの項目を表記することをオススメしています。

基本的にはホームトレーナーと同じですが、パワートレーニングをしていると言えど“速度”を表記することをオススメしています。というのも、パワートレーニングを実施する人の中で最も陥りやすい“絶対的パワー主義”いう症状があります。

考えてもみて欲しいのですが、確かにパワーが出るのはいいことです。が、トレーニングをしている方の多くは”速度を出せるようになること”が目標だと思うので、確実にパワーを速度に還元する方法を考えなくてはいけません。

その為、同じコースを周回または往復するようなシチュエーションでトレーニングをする場合、どうやったら同じ出力で速度域を上げることができるのか、ペダリングやエアロフォームを考えたトレーニングをして欲しいと思っています。ましてや、より速度が重要になるTTやトライアスロンの場合は、合わせてウエアや各種ツールなどと合わせてより一層、速度とパワーおよび心拍数の相関性を意識しながらトレーニングをすることをオススメするので、速度を表記することをオススメします。

 

 

どちらもトレーニングに関する内容ですが、参考までにどうぞ。




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